手指を挟む事故やアップリカの事故

ベビーカーの開閉時に接合部に手指を挟み、あわや切断という事故が2件相次いでおこっています。
赤ちゃんが乗車中にベビーカーの折りたたみ接合部などに手指を挟む危険性については、以前から注意が呼びかけられていましたが、ベビーカーの開閉時に非常に危険な瞬間があるというのがこのほどの事故で確認されています。

メーカーの調査によると、ベビーカーの欠陥に起因する点はなく、製品の問題による事故ではないとの見解を示したそうですが、ベビーカーの展開時に乳幼児への注意が不足していたことは認めているそうです。

 しかし、事故発生部は、つかまり立ちを幼児がする際に、手を持っていきがちな高さであり、使用者の不注意のみによる事故とは断定できないと考えられます。
メーカーには、注意喚起の実施と、製品の改良についての検討が望まれますが、メーカーは、説明書や注意タグを見やすくするものの、製品の改善は困難である旨の回答をしています。

幼児の治療費は、乳幼児医療費助成制度の適用で補填されます。
All Aboutの「乳幼児の医療費助成制度」
http://allabout.co.jp/finance/ikujimoney/closeup/CU20031019C/

折りたたみベビーカーには、乗車中だけでなく、開閉時にも乳幼児が手指を挟む危険性があり、乳幼児を連れてベビーカーの開閉等の取り扱いには十分注意する必要があります。

今回の事故では手指を切断せずにすみ、すでに元気になり退院されているそうです。本当に大事故にならずよかったです。
しかし、あやうく手指を切断するところだったとのこと・・。
想像するだけでも背筋が寒くなります。恐ろしいことです。
まだ自立できない乳幼児がベビーカーの開閉時に接合部あたりにつかまることや保護者等に寄り添う行動は十分想定できる範囲です。
折りたたみの構造上、ベビーカーには可動部が多くできてしまう仕組みになっていますが、乳幼児に用いるものである以上、乳幼児が陥りやすい危険要因が徹底的に排除されるよう、何よりも安全性を最優先していただくようメーカーに望みます。

アップリカベビーカー60万台部品無料交換
ハンドルと本体を留めるねじが外れる事故、6人が負傷

経済産業省は7日、アップリカが製造したベビーカーの事故が昨年12月に起き、女児(当時1歳)が転倒、大けがをしたと発表。
また、同様の事故で計5人も軽傷をおったとのこと・・
アップリカ社は同構造のベビーカー約60万台を対象に部品の無料交換に応じています。
対象製品を使用している消費者に対し、経産省は、自主点検するよう呼び掛けています。
事故発生機種は「超軽量ふわっとベッドワイドアイtoアイ」
いずれの事故も製造過程でねじを十分締めていなかったことが原因と見られています。
アップリカ社には約9000件ものクレームが届いていたそうです。
 問い合わせは、フリーダイヤル(0120)545370。 

以下はアップリカ社のお詫び文です。
平素はアップリカ製品をご愛用いただき、誠にありがとうございます。
 この度、アップリカ育児研究会アップリカ葛西株式会社が生産致しました一部のベビーカーにおいて、ネジがゆるむ製品があることが判明致しました。これらの製品をネジがゆるんだままご使用になられた場合、ネジの脱落等により、背もたれが傾くなどして、お子様の安全に支障をきたす恐れがあります。
 つきましては、お手元の製品の品名をご確認いただき、下記の対象製品をお持ちのお客様は、ネジの点検方法をご参照のうえ、ネジのゆるみをご点検いただきますようお願い致します。
 なお、ネジのゆるみが見つかりました場合は、交換用部品をお送り致しますので、弊社窓口(フリーダイヤル)までご連絡をいただき、必ず交換用部品を使用してネジを締め付けていただきますようお願い致します。
 お客様には大変ご迷惑をお掛け致しますことを深くお詫び申し上げますと共に、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2008年7月8日
アップリカ・チルドレンズプロダクツ株式会社


いくら信頼できるメーカーだからといっても大切な赤ちゃんを守る機械なので、使用する前に消費者が一度自分で点検することも大切だと気づかされた事故でした。該当機種をもっている方もそうでない方も注意が必要です。



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